チラシ制作で気を付けるべきこと


集客・マーケティング  |

インターネットが発達し、広告の手法は飛躍的に増えました。検索エンジンに入力されたワードに基づいて配信されるリスティング広告などは、インターネットを活用した広告手法と言えるでしょう。

デジタルデバイスやインターネット環境が発達したからと言って、アナログな手法が全て時代遅れになったわけではありません。たとえばチラシは、その歴史を江戸時代(1683年)まで遡ると言われています。そんな、いわば「超アナログな広告手法」とでもいうべきチラシは、現在廃れていると言えばそうではなく、街頭でのチラシ配りやポスティングなど、デジタルが発達した今も活用されています。

また、デジタルデバイスが発達しているからこそ、チラシをきっかけにチラシ以上の情報量を持つ企業のホームページにアクセスさせるような試みもあります。たとえばQRコードを利用することで、スマートフォンだけではなく、従来型のガラケーでも簡単にアクセスすることができます。

とはいえ、チラシを見てもらうにはいくつか気を付けるべき点があります。今回は特に、チラシ作りの初心者に向けた注意点をお伝えします。
チラシのデザインで一番気を配るべき点は「読みやすさ」です。文章だけでは伝わらないことであれば図やグラフ、写真を使うことを推奨します。写真やイラストを使う際は、量が多くなり過ぎないように注意しましょう。読みやすいチラシを作るためには、チラシを俯瞰で眺めることが大切です。遠くから見てごちゃごちゃしすぎていないか、逆に空白が目立っていないかを確認しながら作業を進めると良いでしょう。

また、チラシ制作に限らず、広告を作る際はターゲット層を明確にする必要があります。自社の商品やサービスに自信があればあるほど、「出来るだけ多くの人に見てもらいたい」と思ってしまいがちですが、ある程度ターゲットを絞って広告のデザインをすることで、その対象の注目をより惹く可能性が上がります。

ターゲット層を決める際には、「5W1H」を意識すると良いでしょう。コミュニケーションの基本としてご存知の方も多いでしょう。チラシも、制作者と受け取った人でのコミュニケーションと言えます。

商品やサービスに応じた、適切な色使いも忘れてはいけません。一般的に女性をターゲットにしたものであればピンクやブルー、ラベンダーなどを、男性向けの商品は黒や赤、オレンジなどが効果的であると言われています。色が与える印象は大きく、上手く活用することで人目を惹くチラシを作ることができます。

また、一般的に「注意を惹くなら赤」と言われていますが、やみくもに赤を使うよりも、青や緑などの色を使う方が効果的である場合もあります。全体の色やバランスを見て、適切な色を選択するようにしましょう。

どうしてもチラシのデザインが浮かばない場合は、印刷所が提供しているテンプレートを使用するのも良いでしょう。

Eネットプリントでは、Adobe Illustratorで作成されたテンプレートが公開されているため、必要な時にダウンロードして使うことができます。こちらの印刷所は、注文金額に関わらず送料無料であるうえ、都内のビルで各種業務を一括管理していることから非常にスピーディーな対応をしてもらえます。さらに、原稿データの再現性が高い「オンデマンド機器」や文法の誤りを自動で修正する自動校正ソフトを導入しているため、ハイクオリティなチラシを制作してくれます。


« »