流量計


工業・メカニック用語  |

洗浄のための液体であれば「毎分何リットル流せば最も効果があるのか」、冷却水であれば「毎分何リットル流せば最適な温度に冷やせるのか」といった状況で、簡単に「何リットルまたは何ミリリットル流れたか」を調べられるのが流量計です。流量計は読んで字のごとく流れるものの量をはかるもので、流れるものであれば水だけではなく気体なども測る事が出来ます。流量を監視、管理する事で歩留まりの向上や不良品の流出防止、危険回避、節約などの効果があり、産業の発展に貢献すると共に流量計の使用量も上がっていきます。

流量範囲、材質の適性、コスト、大きさ、精度などを考慮した上で用法・効果に合うものを探すのが流量計選びのコツではありますが。流量計には様々な種類があり、選び方が難しいものです。

ソニックの超音波流量計は、配管内の気体流量を測るものや微少の液体流量を測るもの、配管内の液体流量を測るもの、界面のレベルを測るものなどそれぞれの目的に合わせて選ぶ事が出来ます。空気、蒸気、ガスなどの流量管理・制御に利用出来るのが超音波気体流量計です。圧力損失が無く、優れた再現性・応答性を有しています。ガスシールユニットによってセンサー交換も簡単で、排ガス計測などにも対応出来ます。
IPA・純水・薬液などの半導体製造工程における流量管理には超音波液体流量計がオススメです。センサー部分が液体に触れないような構造で、デジタル信号処理による微少流量高精度測定が行なえます。

工場用水、上水、海水、純粋、農業用水、油などの液体の流量管理には超音波液体流量計のLFシリーズが利用出来ます。既設の配管にも取り付けが簡単なクランプオン式で極めて広い範囲の流量を測定出来ます。汚泥界面などを連続的に測定し、処理槽の表情をリアルタイムに把握するなら超音波界面レベル計です。界面変化を的確に捉える優れた追従性で界面を乱す事無く自動連続測定を行います。


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